ThinkPad X100e 低価格と高品質を両立する為の工夫とは 1

ThinkPad X100eの写真
ThinkPad X100eの製品レビューの続きです。 (前回は「X100eのスペック」を掲載)
今回は、私達が製品を購入する際に直接見聞きする部分ではなく、 製品の見えない部分・・設計や工夫、元となる製品のコンセプトなどに触れてみたいと思います。
これまでのThinkpadといえば、どちらかというとプロフェッショナル向け、 主にビジネスツールとしての役割を担う事が多かったのですが、 今回の製品はこれまでにThinkpadを経験した事がないユーザーにもThinkpadを・・ というコンセプトを元に、より広いユーザー層のニーズに応えるべく製品開発がなされています。
その結果、生み出されたのがThinkpad X100e と Edge 13”。
従来のThinkpadの長所を持ちながらも、 今までのマシンとは少々毛色の異なる製品として、私たちの前に登場しました。
幅広いユーザーに・・となると、結局は価格の高さがネックになるわけで、 今回の製品では価格を出来るだけ抑えながら、従来のThinkpadのクオリティを保つべく、 開発陣の方々は様々な部分に工夫を凝らす努力をされています。
ちなみに、この記事は一応X100eのレビューとなっていますが、 内容はX100eだけでなくEdge 13”にも共通している事です。
主に、コストを削る為にどのような工夫を行ったのか?
これまでのThinkpadのクオリティはどうなったのか?
などという事についてまとめてみましたので、宜しければご覧下さい。
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X100e 製品のコンセプト

ThinkPad X100eの写真
これまでのThinkPad Xシリーズは、 多機能、小型のプロフェッショナル向けビジネスツールとしての認識が大きかったのに対し、 今回のX100eは今までのXシリーズとは全く違う立ち位置にある製品で、 シンプルなわかりやすさと低い価格設定・親しみやすいデザインが特徴となっています。
従来のマシンよりもわかり易い、シンプルになったとは言っても、機能を削ったり制限したというわけではなく、 これまで搭載されていた機能や品質はそのままに、 今までThinkpadに触れた経験のなかったユーザーにも親しみのモデルデザイン・価格を導入しています。
簡単に書くと今回のモデルは、
・Thinkpad Xシリーズの高い信頼性・操作性・携帯性
という従来からXが持ち合わせている特性に、
・求めやすい価格設定
・機能や操作がシンプルでわかりやすい
・親しみやすいデザイン
というユーザーのニーズを掛け合わせたものを基本のコンセプトとしており、 実際にその条件をクリアした製品が現在提供されています。
なお、レノボの小型ノートブランドとしては「Ideapad」という製品が既に市場に展開されていますが、 こちらは当初よりコンシューマ向けの製品として開発されたものであり、 ビジネスツールレベルのThinkpadとは全く異なる分野の製品でした。
今回のX100eは、Ideapadの携帯性と価格設定にThinkpad Xシリーズの信頼性・機能性などを併せたものに近く、 レノボさん曰く、カテゴリ的にはやはり両者の中間に位置する製品だという事です。
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X100e 低価格と高品質を両立するための設計の工夫とは?

低価格とThinkpadの品質とを両立させた新製品「X100e」と「Edge 13”」。
単純に考えると、製品の価格を落とすとなると機能や性能などのどこかを削らなくてはならないわけで、 しかし従来の品質を維持できない製品であっては、Thinkpadブランドを名乗る事はできません。 (それこそ、Ideapadで新製品を出してもいいわけです)
そういう理由より、今回の製品では様々な面に工夫が凝らされているのですが、 元々色々な部分に工夫が取り入れられているThinkpadですから、 開発陣の方々は本当に多大な努力をされた事かと思います。
その内容を少し挙げると・・
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【ディスプレイ・カバーの形状の工夫】
まず液晶ディスプレイ部分の設計について・・
携帯する事を前提としたマシンですので、持ち運びの際には様々な部分が圧迫される事が予想されます。
ThinkPad X100の説明
中でも比較的破損しやすいと思われる液晶部分ですが、 従来のThinkpadと異なり、X100eやEdge 13”は価格が低い分、素材には安価なものが使用される箇所もあります。
液晶周りも例外なく、従来のThinkpadには使用さている高価な金属や材料が使用されていなかったりするのですが、 この液晶のリアカバーに僅かなドーム形状を採用する事により、 高い素材を使用する事なく、外的な圧力によるディスプレイの損傷を防いでいます。
また、ドーム内には最適な形状のクッション材を、最適な位置に配置。
ドーム形状は高部と低部の差は僅か3ミリと、視覚的には殆どわかりません。
ThinkPad X100eの写真
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【キーボードとトラックポイント 厚さの最適化】
従来のThinkpadとはキーボードの形状が大きく異なるX100eとEdge 13”ですが、 キータッチ自体はこれまでのものと同じ操作性を実現するような調整が行われています。
キーストロークはX100eが2mm、Edge 13”が2.5mm。 アイソレーション型のキーボードは、物によっては非常に使い難いものもあって余り好きではないのですが、 今回のモデルに使用されているキーボードに関しては、特に問題なく打ちやすいです。
そしてトラックポイントですが、こちらはIdeapadなどには搭載されていません。
トラックポイントは価格の低い製品に搭載するのは難しいらしく、
低価格帯の製品であるIdeapadには採用されていませんでした。
ですが、今回のX100eやEdge 13”には従来のThinkpadと同様に搭載。
その際に持ち上がってきた問題として、 従来のThinlpadと同じ構造だとトラックポイントとディスプレイの距離が短くなってしまうため、 外的な圧力を受けた時に、トラックポイントによってディスプレイが破損してしまう恐れがあったそうです。
しかし新製品ではトラックポイントの厚みを最適化することにより、
キートップとの高さの差を従来のものよりも0.4mm短く調整。
ディスプレイとの差を1.4mmにまで広げる事によって、
液晶パネルとトラックポイントが互いに干渉しないようにしています。
ThinkPad X100eの写真
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長くなりそうですので、 Thinkpad X100e及びEdge 13”の設計上の工夫については次ページに続きます。
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次記事も宜しければご覧下さい。
※掲載している製品の情報に関しては正確性を保証するものではありません。 ThinkPad X100eの正確なスペックや機能、価格については、 下記の製品ページでご確認下さい。
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【さらに詳細な情報】
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上でご紹介しているモデルの詳細は・・
ThinkPad X100e
ThinkPad Edge
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2010.01.22 Friday | Lenovo 【製品レビュー&記事】 | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
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