Thinkpad X100eレビュー 製品のまとめ

ThinkPad X100eの写真
2010年1月5日に発売されたThinkpad X100eの製品レビューです。
これまで、5記事にわたって掲載してきたX100eの様々な特徴を簡単にまとめてみました。
Thinkpadの利点をそのまま引き継ぎながらも、 シンプル・低価格を実現したX100e。
従来のThinkpadのどのような部分を残し、どのような部分を変化させたのか、 またどのようなユーザーに適しているのかなど、私なりに考えてまとめてみましたので、 宜しければご覧下さい。
ThinkPad X100eのモデル一覧・スペック等の詳細をLenovoで見る

このページのトップへ

X100e 従来のThinkpadと重なる部分・異なる部分

価格を大幅に引き下げながらも、 従来からのThinkpadが持つ様々な特長を同様に引き継いだThinkpad X100e。
Thinkpadというと、剛性の高い筐体に優れた操作感を実現するインターフェース、 メンテナンスの容易さ他、高機能・多機能・多種構成といったコンセプトを元に、 プロフェッショナル向けのビジネスツールとして広く認知されているブランドです。
しかし今回の製品では、これまでのThinkpadのイメージを一新。
従来からの利点は保ちつつも、低価格・シンプルというコンセプトを新たに掲げ、 ThinkpadブランドでX100eやEdge 13”のような新製品を生み出しました。
これまでThinkpadでは当たり前であった高い堅牢性や操作性などの機能を保ちつつ、 低価格でシンプルなマシンを実現させるのは並大抵の事ではないと思うのですが、 様々な部分に工夫を凝らし、必要でないものは思い切って省く事により今回のような製品を実現。
デザイン等が大幅に変更されたりと、少々馴染みにくい部分もありますが、 全体としては非常にコストパフォーマンスに優れた製品に仕上がっています。
今回大きく変更した部分や、従来の利点を引き継ぐ為に行われた工夫などをあげてみると・・
【外観・レイアウトの変更】

・複数のカラーバリエーション
・6列、アイソレーション型キーボードの採用
・キーボード周辺のボタンの変更・廃止
外観やレイアウトを改善することにより、誰が見てもシンプルにわかりやすくなりました。
ThinkPad X100eの写真
今までのThinkpadにはキーボード周辺に多種多様なボタンが配置されており、 慣れたものには非常に便利ではあったのですが、 初めてみる方にとっては少々煩雑で近寄りがたい雰囲気がありました。
自分的には、インジケーターランプを全て取り去ってしまったのはやりすぎではないか?と感じるのですが、 私の周囲にはそういったランプの意味がわからない、または気にしていない人が結構いるので、 初心者にとっては余り意味のないものなのかもしれません。
HDDのアクセスランプさえもないので、 起動させた直後、HDDの状態がよくわからないというのはかなり不安ではありますが・・・

このページのトップへ
そして従来のThinkpadの利点を保つため、内部構造に施された工夫については・・・
【内部構造】

・ディスプレイカバーにドーム形状を採用
・ベースカバーの構造の工夫により、強度を確立
・HDDブラケットの取り付け部をステンレスでスプリング構造に
・液体こぼし対策として、キーボードに防水シートとバスタブ構造を採用
・内部エアフローの見直しにより、冷却性能を徹底的に改善
前記事に掲載した内容の繰り返しになるのですが、 ディスプレイカバーにドーム形状を採用したのは、 外部からの圧迫によってディスプレイが破損してしまうのを防止する為です。
ディスプレイのカバーを僅かに反らす事により、 高価な金属や複合材料を使用することなく、高い耐久性を実現しました。
ThinkPad X100eの写真
またベースカバーの構造においても、 一つ一つの部品にはそれほど丈夫な素材を使用しているわけでなく、 外的な圧力にもそれほど強くはありません。
ですが、カバーの開口部全てに縦壁を立ち上げて上下の部品を固定する事により、 構造自体に強度を持たせています。
従来のマシンのように、強度の高い素材をマシンの各部品に使用する事ができればよいのですが、 そうするとコストがかかってしまいます。
今回はできるだけ材料のコストを抑えなくてはなりませんので、形状に工夫を凝らし、 強度を確保できるようにしました。
とはいえ、従来のものと異なる材料を使用しているわけですから、 いくら構造の工夫によって強度を確保したといわれても、 はじめは本当に従来のような耐久性を持ち合わせているのかどうかという事に疑問を感じていました。
ですが、今回のThinkpad X100eもEdge 13”も共に最新の拷問テストを全てクリアしているのだそうで、 あのテストをクリアしているというのなら、強度や耐久性に関しては問題ないかと思います。
従来のThinkpadのように、 「誤ってThinkpadを車で轢いてしまったが、データは無事だった・・」 なんて位、強度が高いかどうかはわかりませんが・・
ThinkPad X100eの写真
ちなみに拷問テストに関しては、 レノボさんのウェブサイトで各テストの 実際の映像を公開 しています。 拷問テストと呼ぶに相応しい、非常に過酷な内容のテストです。
このページのトップへ

X100e どのようなユーザーに適しているのか?

ThinkPad X100eの写真
これまでのThinkpadは、どちらかというとプロフェッショナル向け、 企業向けといったビジネスツールとしての認識が強く、 多機能・多構成な代わりに、価格面でも最近の低価格PCに比べると決して低いとはいえないものでした。
外観に関しても、同社別ブランドのIdeapadとは違い、 ブラック一色のデザインのみが長い間採用されており、 私自身はそんなシンプル&クールな雰囲気が好きだったりするのですが、 一般的にみるとやはり気軽に持てるPCとは程遠いイメージで・・
機能性・操作性の高さから、一部のユーザー層には絶大な人気を誇るThinkpadですが、 PCは最低限の性能でもよいというライトユーザーや、PCをファッションアイテムのように持ちたい女性などには、 今までのThinkpadは少々近寄りがたかったのではないかと思います。
しかし今回の新製品ではそのようなライトユーザー、 今までThinkpadに触れる機会がなかった層のユーザー達を販売の対象としています。
ThinkPad X100eの写真
ThinkPad X100eの写真
ThinkPad X100eの写真
デザインにバリエーションを持たせる事でより親しみやすく、 また誰もが便利に使用する事が出来るよう、わかり易いインターフェースを導入するなど、 様々な点で従来のThinkpadとは異なるものが登場しました。
ただ、外観が単純になり価格が下がったからといって、 強度や操作性などのレベルまで下がってしまったという事はなく・・
今後増えるであろう、新たなユーザーがThinkpadを手にした時に、 このマシンの様々な優れた部分を実感する事ができるよう、従来通りの耐久性や操作性、 機能をしっかりと持ち合わせています。
どのようなユーザーに適しているのかという事ですが、 初めから意図されていたように、やはり対象となるのは低価格PCを必要としているライトユーザーかと思います。
それか、携帯用のサブマシンとしても十分使えますし、 今までThinkpadに触れたことがない人達に、認知を広めるきっかけにもなりますね。
サブマシンとして人気のあるネットブックは低価格ですが、性能的には少々物足りない部分があります。
ネットブックにかなり近い価格で、 それ以上の性能と機能を使えるのですから、 今までネットブックで満足できなかった方々にも、かなりいい位置に存在しているマシンではないでしょうか。
ソフトウェアや堅牢性については、従来のものと変わらないレベルのものを提供していますので、 あとはレイアウトや性能等の好みだと思います。
ちなみに、キーボードやレイアウトが変わってしまったのを見て、はじめは何だか残念な気がしたのですが、 この価格帯のThinkpadと従来のThinkpad、キーボードやその他の部分も含め、 ちょうど良い具合に棲み分けができているのではないかと思いました。 (Thinkpadと同じ堅牢性・操作性は持ち合わせていますが、 自分的にはやはり従来からのThinkpadが本来のThinkpadとしての能力を発揮できると思っている。)
このページのトップへ

ありきたりな締めになりましたが、X100eのレビューは以上となります。
Edge 13”のレビューを・・と思いつつ、X100eに思ったよりも長くかかってしまいました。
次記事からは、X100eと同時に発売された新モデル「Thinkpad Edge 13”」のレビューを 行っていきたいと思います。
※掲載している製品の情報に関しては正確性を保証するものではありません。 ThinkPad X100eの正確なスペックや機能、価格については、 下記の製品ページでご確認下さい。
このページのトップへ
【さらに詳細な情報】
Lenovoの製品全般・最新のキャンペーンについては・・
レノボ 最新のキャンペーン情報

上でご紹介しているモデルの詳細は・・
ThinkPad X100e
ThinkPad Edge
サイト上の情報利用により生じた損害等には一切責任を持ちません
2010.01.28 Thursday | Lenovo 【製品レビュー&記事】 | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
▲PAGETOP
同カテゴリーの記事 最新5件
Comment:
Add a comment:











※コメントは管理者が承認後表示されます。
Trackback:
http://shop.denkaseihin.com/trackback/674
※記事と関連性が低い等、管理人が不適当と判断したものについては削除させて頂きます。
新着記事
CATEGORY
まめ知識
COMMENT
  • 巨大なサイズのファイルも一瞬で削除出来るコマンド del
    denkaseihin (04/15)
  • 巨大なサイズのファイルも一瞬で削除出来るコマンド del
    原田 (04/14)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    denkaseihin (09/18)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    ヨーイチ (09/18)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    denkaseihin (09/14)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    MN (09/13)
  • Firefoxでcookieが保存されないという現象が発生したら
    denkaseihin (10/28)
  • Firefoxでcookieが保存されないという現象が発生したら
    KEKE (10/27)
SMTWTFS
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>
RSS
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINK

Copyright © 2005 - denkaseihin. All Rights Reserved.