分解版 Let'snote R9 各パーツと従来モデルとの違い

Let'snote 9シリーズ
パナソニックの2010年春モデル Let'snote R9シリーズのご紹介です。
前回の記事「Core i7搭載のR9シリーズ スペックをチェックしてみる」 では、R9シリーズに搭載された主なパーツや、店頭モデルとウェブモデルとの違いについて掲載しました。
今回は、R9外観写真のご紹介の時に掲載し忘れた Let'snote R9 の分解写真と、 スタッフの方からお聞きした従来モデルとの違いなどについて掲載してみたいと思います。
ちなみにこのマシンの分解写真は、 先日秋葉原で開催された Let'snote 春モデルのイベント会場に展示されていたものです。 (スタッフの方曰く、写真撮影はもちろん自由に触って頂いてOKですとの事で、 製品の説明なども非常に丁寧にしていただきました。)
では以下、数は多くありませんがR9の分解写真です
宜しければご覧ください。
Let'snote 9シリーズ ラインアップの詳細をマイレッツ倶楽部で見る

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Let'snote R9 内部の構造と、従来モデルR8との大きな違い

Let'snote 9シリーズ
イベント会場には様々なコーナーがありました。
分解されたマシンの隣には、従来モデルとの性能比較コーナーなどもあり・・
従来モデルと比較して、外観面では殆ど変化がみられない今回の春モデルですが、 マシンの内部構造や性能比較などを見ると、従来のものとは異なる事がわかります。
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Let'snote 9シリーズ

Let'snote 9シリーズ
トップパネルです。
硬く、軽量な素材・・・自動車や携帯などに使用される素材と同じようなものが使用されています。
私的には、このでこぼことした形状は自動車のデザインのようであまり好きではないのですが、 強度を高める為にこのような形に模られているのだとか。 この凸凹の幅は様々な検証の結果に導き出されたもので、 これ以上狭くても広くてもだめなのだそうです。
※ちなみに確認したところ、 やはりこのトップパネルの形状は自動車のボンネットの構造を模したもののようで、 自動車のようなデザイン・・というのはあながち間違いでもないようです。
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Let'snote 9シリーズ

Let'snote 9シリーズ
次にR9のハードディスク。
写真のHDDは250GBですので、分解されたマシンは店頭モデルなのでしょうか。
大抵のメーカーがそうだと思うのですが、 Let'snoteは店頭モデルとウェブで購入できるモデルのスペックが異なります。
このR9のHDDにおいても同様に、店頭モデルは250GBのHDDが搭載されているのですが、 レッツノートの直販サイトで販売されている「マイレッツ倶楽部モデル」には500GBのHDDが搭載されています。 (R9の高級仕様モデルでは500GBのHDDの他、SSDを選択する事も可能です)
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ちなみに、HDDに取り付けられている四角い形状の物体ですが・・・
Let'snote 9シリーズ
こちらは衝撃をHDDにできるだけ伝わらないようにする為の緩衝材で、 同社のPCブランド「タフブック」で培ったノウハウを元に開発されたものなのだとか。
この「タフブック」とは、極限環境でも動作する非常に頑丈なマシンの名称で、 日本の警察や工事現場、また海外などでも採用され使われています。 一度だけ実際に目にした事がありますが、さすが、頑丈だと謳うだけあって筐体が分厚く頑強です。 そのノウハウを生かした衝撃緩衝材ですので、信頼性はかなり高いといえるでしょう。
資料には「衝撃を約50%抑制」と記載されています。
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そして、次はR9のものではないのですが・・
Let'snote 9シリーズ
キーボードベゼル周辺です。
パナソニック独自の光学ドライブがパームレスト右側に内蔵されています。
このドライブはシェルドライブと呼ばれ(貝殻のように開くので)、冬のモデルにも取り入れられていましたが、 今回の春モデルでは従来のものよりもさらに軽量化されました。
ちなみに、このシェルドライブを搭載しているのはFシリーズとSシリーズです。 R9シリーズには光学ドライブは搭載されていませんので、 必要な場合は外付けのドライブを使用しなくてはなりません。
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この部分、キーボードを上に持ち上げると・・
Let'snote 9シリーズ
内側はこのようになっています。
やはり素材には、軽くて強いマグネシウム合金が使用されています。
よく見ていただくとわかると思うのですが、この部分にはいくつかの丸い穴が開いており、 万が一マシン上に水をこぼしてしまった際には、この穴から水が抜けるような構造となっています。
※レッツノート春モデルのイベント会場で、加圧や耐水性などの品質テストを実際に見せていただいたので、 後日それらのテストについても記事に掲載したいと思います。

Let'snote 9シリーズ
写りが悪くて非常に見難いのですが、先程のキーボードベゼルの穴を通過した水は、 底面に開けられた穴より排出されます。
これはThinkpadの構造と同じですね。
※先日レビュー記事を掲載した、 新製品のThinkpad Edge 13”X100eに関しては、 コストの関係上このような穴は設けられていません。
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そして、最後に冷却ファンについて。
これは、ここで一番書きたかった事です。
Let'snote 9シリーズ
会場では、今期のR9と、冬に発売されたR8のファンが比較の為に展示されていました。
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Let'snote 9シリーズ Let'snote 9シリーズ
前の記事でも書きましたが、春モデルのR9には高性能CPU「Core i7」が搭載されています。
R9はこのCore i7を搭載するノートPCとしては、現時点では世界最小サイズのマシンであり、 コンパクトでありながらCore i7のパフォーマンスを実現する事のできるノートとして、 非常に反響の多いシリーズでもありました。
冷却ファンとCore i7がどのような関係があるのか?という事についてですが、 一般的に考えて性能の高いCPUは発熱量が大きく、搭載するとなるとその熱を処理する為の冷却機構が必要になります。
冷却関連を強力なものにするとなると、やはりそれなりのパワー&大きさのものを採用する必要が出てくるのです。
ですので、高性能なCPUをサイズの小さなマシンに搭載する事は、 一般的に考えると難しい事であり・・
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ですが今回のR9には、 従来のSシリーズの放熱設計()を応用した「新薄型軽量ファン」を効率よく配置する事で この問題を解決しています。
従来のものに比べてファンの風量は3倍、背面の排気口のスリット幅を広げる事などにより、 冷却性能を50%もアップしているのだとか。
※ 2009年秋の Sシリーズには独自の冷却機構を採用。冷却性能の高さには実績があります。
以下で、実際に従来モデルのR8の冷却ファンと、 今期のモデルR9のファンを見比べていただくと全く違うものを採用したという事がわかると思います。
Let'snote 9シリーズ
こちらは前モデル、R8の冷却ファンです。
かなりコンパクトなタイプのファンが搭載されています。
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Let'snote 9シリーズ
こちらは今回の春モデル、R9の冷却ファンです。
形状や配置は従来のものとは異なりますが、薄く軽量、それでいて冷却性能に非常に優れています。
この冷却ファンを採用する事により、 R9へのCore i7の搭載が実現可能になったといっても過言ではないでしょう。
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Let'snote R9の分解写真は以上となります。
通常、自分でここまでマシンを分解する事はよほどの事がないとありませんので、 こういった分解したマシンの展示はとても面白いです。 (ジャンクPCを買ってきて、バラバラに分解した事は過去に何度かありますが・・・)
次の記事では、R9シリーズをはじめとする春モデル全般の特徴について、 一通り聞いた事をまとめてみたいと思います。
宜しければご覧ください。
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マイレッツ倶楽部
Let'snote 9シリーズ ラインアップ

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2010.02.22 Monday | Panasonic【製品レビュー&記事】 | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
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