Let'snote 9シリーズ 春モデルの特徴のまとめ

Let'snote 9シリーズ
前記事「これまでのLet'snoteと 春モデルR9 F9 S9 N9シリーズの進化した点」 に引き続き、今回はLet'snote 9シリーズの主な機能などをまとめてみました。
従来のモデル(冬モデル)よりもさらにハイパフォーマンスに拘ったという今回の新製品、 インテルの高性能プロセッサ Core iシリーズを全モデルに採用するなど、 どのモデルも性能の高さが一番の特長として前面に押し出されてはいますが、 その他にも優れた部分は沢山あります。
ここでは、性能をはじめとする主な機能などについてまとめてみたいと思います。
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レッツノート春モデルはプロセッサに Core iシリーズを採用

冒頭でも述べましたが、今回の新製品は全モデルでインテル社のCore iシリーズを採用しています。
前記事でも紹介したR9シリーズには「Core i7」、 他の3モデルには「Core i5」を搭載。
中でもR9シリーズにおいては10.4型というコンパクトな筐体にも関わらず、 Core i7という高性能プロセッサの搭載を実現しており、 Core i7を搭載するノートとしては現時点で世界最小を誇っているのだとか。
コンパクトな筐体に高性能プロセッサを搭載する場合、 どうしても発熱などの問題をクリアする必要がありますが、 今回のR9シリーズでは小さな筐体にCore i7を搭載する為に、 従来モデルR8で使用されていたものとは異なる冷却ファンを採用。
そのファンとは、前モデルS8シリーズで採用され実績のある放熱設計を応用したもので 薄型軽量のファンをもっとも冷却効率の良い位置に配置する事で、 排気口のサイズを変える事なく約3倍の風量と静音を実現し、冷却性能を50%もアップしています。
Let'snote 9シリーズ
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さらに各マシンの実際のパフォーマンスにおいては、 Core i5-520Mを搭載するS9シリーズでは従来モデルと比較して約1.4倍高速、 Core i7-620UMを搭載するR9シリーズも同様に従来モデルと比較して約1.4倍高速だという結果が出ており、 確実に性能がアップしているという事がわかります。
Let'snote 9シリーズ

Let'snote 9シリーズ
ちなみにこの約1.4倍という数字・・・・・いや、1.4倍に限った事ではありませんが、 パナソニックのスタッフの方がおっしゃっていた事なのですが、 様々なメーカーの製品カタログなどで「○○時間のバッテリ駆動」や「○○と比べて○○倍高速」 等と謳われているのをよく見かけますが、 ○○時間や○○倍・・とカタログに掲載する基準はメーカーによって大きく異なるそうです。
たとえば、バッテリ駆動時間のテストを100台同時に行ったとして、 70台は10時間を超える駆動時間でしたが、残り30台がその基準に満たなかった場合・・
7割のマシンが10時間を超えたのだから、 「10時間のバッテリ駆動を実現」とカタログなどに記載しても良いとするメーカーとそうでないメーカーがあるのだとか。
確かに、テスト時にたまたま駆動時間が10時間に満たなかっただけというマシンもあるでしょうし、 大半のマシンが10時間もの間駆動できるのですから、 「10時間のバッテリ駆動を実現」といわれても嘘ではないのですが、 中には10時間のバッテリ駆動を行えないマシンもある可能性があるのです。
一方でパナソニックでは、上記のような製品の特徴をカタログに明記する場合に、 100台テストを行って100台とも10時間以上のバッテリ駆動を実現できなければ、 カタログには「10時間のバッテリ駆動を実現」とは謳わないそうです。
・・ここに記載した「10時間」という数字は私が適当に考えたものですが、 これはPC製品に限った事ではなく、 パナソニックの製品全般に設けられている品質基準だそうで、 製品のカタログに記載されている「約14時間駆動を実現」といったフレーズや、 製品の様々な特徴を表現した謳い文句は、非常に信頼性の高い情報であるという事がわかります。
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レッツノート春モデル その他の注目したい機能等のポイント

■高容量のバッテリーパックを搭載
業界最高容量の高容量リチウムイオン電池を搭載。
(18650サイズにおいて)
この高容量バッテリーパックは、これまではS8やN8のみの搭載でしたが、 今回の春モデルからはFシリーズやRシリーズにも搭載しています。
駆動時間は構成や使用環境によって異なるので、確実に何時間駆動できる・・とは言えませんが、 一番サイズの小さいR9のマイレッツ倶楽部モデルにおいては7時間〜7.5時間、 マイレッツ倶楽部のSシリーズにおいては14時間〜15時間というロングバッテリーを可能にしています。
■LEDバックライト搭載・解像度アップ(F9)
こちらはF9に追加された特徴となりますが、 ディスプレイにLEDバックライトを搭載する事で低消費電力を実現しています。
また、解像度を従来のF8「14.1WXGA 1280×800」から 「14.1WXGA+ 1440 ×900」にアップ。 従来と比較して約1.3倍の情報量を表示する事ができます。
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■軽量・省スペースのシェルドライブ
レッツノートFシリーズとSシリーズには、 シェルドライブと呼ばれるパナソニック独自のドライブを搭載しています。
このシェルドライブとは従来のトレー式のドライブとは異なり、 ドライブがキャビネットを外した状態でボディに内蔵されています。
貝殻のように蓋の開閉を行って使用する事から、このような名称で呼ばれているのですが、 このシェルドライブ、トレー式の約25%以下という軽さで、 本体と一体化する事で強度も確保できるなど様々に優れた特徴をもっています。
もちろん冬モデルに引き続き、今回のS9、F9シリーズにも搭載されているのですが、 今回のF9シリーズには、冬モデルのF8に搭載されていたものよりもさらに軽量なドライブを採用。
この軽量ドライブはSシリーズには既に従来のモデルから採用されていたものなのですが、 今回の春モデルではFシリーズにも採用されました。 (従来のドライブが約50.5gという重量であるのに対し、今回のドライブは約48.5g)
Let'snote 9シリーズ
パームレス右側に見えるのがシェルドライブ。
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■WIMAXを標準搭載(F9 S9 N9)
受信最大20Mbps、送信最大6Mbpsの高速モバイル通信 WIMAXを標準で搭載しています。 (F9 S9 N9シリーズ)
前モデルから搭載されていましたが、 春モデルでは通信速度が従来のものよりもアップしており、 外出先でも快適に通信を行う事ができます。
Let'snote 9シリーズ
WIMAXの速度だと、正直、 ネットの回線(有線)などがなくても快適にインターネットができると思います。
アンテナも他の通信サービスと比較するとかなりの勢いで各地に増えており、 通常の回線を持たずにWIMAXを主要なネット回線として使用する方も最近は増えているそうです。 (以前、WIMAXがどのようなサービスなのか興味があったので詳しく聞きにいったのです)
家でも外出先でも電波の届く所ならいつでも通信可能なので、 実際、都市部に住む方ならこれだけで十分に事足りると思います。
レッツノートはそのWIMAXを内蔵したモデルとしてはシェアNo.1なのだそうで、 もちろん別途通信契約は必要ですが、現時点ではWIMAXは料金も他サービスと比較して低めなので、 搭載していても使う気になれない・・なんて事もないのではないでしょうか。
ちなみに私ですが、現在契約中のものが契約期間終了したら、 WIMAXにしようかなあと考えている所です。内容も価格もこちらの方が断然良いです。
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補足として・・・・
今回の春モデルに採用されているプロセッサ「Core i」シリーズですが、 これらのプロセッサには「ターボ・ブースト・テクノロジ」や「ハイパースレッディング・テクノロジ」 といった機能が搭載されており、 マシンを動作させる上で様々な効果を発揮します。
当サイト上でも、過去に同様の機能を持つプロセッサを搭載したマシンを紹介した事があり、 その時にもTBやHTの解説を行いました。
ここでもう一度、これらの機能を簡単に説明すると・・
TB(ターボ・ブースト)はマシンに高い負荷がかかった際に、 一時的にクロックを引き上げて動作させる事のできる機能の事で、 このTBに対応したプロセッサの仕様を見ると、 ベースクロックとTB時の最大クロック数が記載されています。
そしてHT(ハイパースレッディング・テクノロジ)とは、 OSに対し一つのコアをあたかも2つあるかのように見せる技術の事で、 複数の作業を並行して快適に行う事が可能になります。 (2つの命令を同時に処理することができる)
これらの機能が搭載されている事により、具体的にどういった効果があるのかという部分ですが、 最大クロックが上昇したり、マルチタスク・マルチスレッドの処理性能が向上する事によって、 様々なアプリケーションの起動や処理速度が向上します。
実際には、行う処理の内容によってはそれほど変化が感じられ無い事もあるでしょうけれど、 あるのと無いのとでは確実に体感速度などに差が出てくると思います。
(ターボ・ブーストやハイパースレッディング・テクノロジについては、 以前書いたこのレビュー記事内で説明していますので、興味がございましたらご覧ください。)
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レッツノート 2010年春モデルの主な特徴のまとめは以上となります。
(タイトルにまとめ・・とありますが、製品の記事はもう少し続きます)
次回の記事では、新製品のイベント会場で実際に行われた、 耐衝撃性や防滴など、マシンに実際に行われる一部の品質テストの様子を掲載したいと思います。
品質試験・・と一口にいっても、 普段実際に目にする機会は殆どありませんので、 実際にどのようなテストが行われているのかなども詳細には想像し難いと思います。
ですが今回のイベントでは、テストを行う為の簡単な設備を会場に準備し、 スタッフの方が実際に説明しながら行ってくださいました。
次記事ではその時の様子を掲載しますので、
興味のある方はご覧ください。
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マイレッツ倶楽部
Let'snote 9シリーズ ラインアップ

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2010.02.24 Wednesday | Panasonic【製品レビュー&記事】 | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
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