Optimus搭載の Thinkpad Tシリーズ(T410,T510,T410s)の概要まとめ

先日発表・販売開始された、レノボのNVIDIA Optimus対応 Thinkpad Tシリーズの概要のまとめです。
Tシリーズといえば、14.1型のT410とT410s、15.6型のT510など、 スタンダードなサイズのモデルをラインアップした、ハイパフォーマンスなシリーズです。
シリーズ自体は以前から販売されているもので、 今回登場したのは従来からのモデルの構成にやや変更を加えたものとなるのですが、 この変更が中々素晴らしいもので・・
Optimus搭載 Thinkpad Tシリーズ”
変更点について触れると、 今回のTシリーズにはNVIDIA Optimusという、いわゆる「グラフィックス切替技術」を搭載する事ができるようになっているのですが、 このNVIDIA GPU特有の新技術の導入により、 Tシリーズのバッテリー持続時間やパフォーマンスが大幅に向上します。
パフォーマンスも省電力性能も妥協できないという方、高性能なノートを頻繁にモバイルされるという方には、 今回のOptimus対応 Thinkpad Tシリーズは特におすすめのモデルです。
興味がありましたら記事に目を通してみてください。
→ Optimus搭載 ThinkPad Tシリーズの詳細 (公式サイト)

このページのトップへ
NVIDIA Optimusとは
まずはじめに、グラフィックスを切り替えることによってどういったメリットが得られるのか?という話になりますが、、 内蔵グラフィックスを搭載したPCではバッテリー持続には貢献しますが、 パフォーマンス面でやや頼りない面がある事は否めません、
一方でディスクリートGPUを搭載したモデルでは、 快適なパフォーマンスは得られるものの、バッテリーの持ちが悪くなるといったデメリットが上がってきます。
それなら、2つグラフィックスを搭載し、必要な時にディスクリートGPUのパフォーマンスを、 不必要な時には内蔵GPUのパフォーマンスを有効にはできないか・・と開発されたのが今回の「グラフィックス切替技術」で、 このテクノロジーをマシンに採用する事により、 パフォーマンスと省電力を両立する事ができるというわけです。
Optimus搭載 Thinkpad Tシリーズ 資料
このページのトップへ
ちなみに「グラフィックス切替技術」というと、 従来より搭載されているスイッチャブル・グラフィックスが思い浮かびますが、 今回のOptimusはスイッチャブル・グラフィックスとは似ているようで全く動作が異なります。
簡単に両者の特徴と動作をまとめてみると・・
【スイッチャブル・グラフィックス】
・内蔵GPUと外部GPUを切り替える(常にどちらか一方のGPUが動作)
・切り替えるにはアプリケーションを全て終了する必要がある
・切替時、画面のブラックアウトなどの症状が起こる
【NVIDIA Optimus】
・内蔵GPUは常に動作、必要に応じて外部GPUがオンオフ
・マシンの負荷状況を認識し、自動で外部GPUがオンオフ
・切替時、特になにも起こらない(ユーザーが切替を意識する事がない)
・最大4画面のマルチモニターをサポート
簡単にまとめると上記のような感じになります。
技術的な話については、調べれば幾らでも出てきますので、 ここでは割愛させていただきます。
このページのトップへ
上記の内容を見ると、Optimusの方が実用的であるのは一目瞭然です。
スイッチャブル・グラフィックスもその当時では十分に実用的な機能だと思っていましたが、 ユーザーの反応はそれ程よくなかったようで、 「切り替え方がよくわからない」「切替に手間がかかる」 「画面がブラックアウトしたりするのが不安」などといった声が上がり、 いっその事なくしてしまったらどうか、という流れもあったそうです。
ですが今回のNVIDIA Optimusでは、上の特徴を読んでの通り、 スイッチャブル・グラフィックスであがっていた数々の懸念は解消され、 ユーザーは何も意識する事なく、このテクノロジーの活用が可能になりました。
4画面のマルチモニタのサポートについては、 必要でない方には特に魅力でも何でもない機能ですが、 マルチモニターを日常的に使用されるという方には、非常に便利な機能です。
Optimus搭載 Thinkpad Tシリーズ 4画面出力
このページのトップへ
Thinkpad Tシリーズに搭載した Optimusの効果は?
なお、実際に上記のテクノロジーを搭載したモデルのパフォーマンスと省電力性能についてですが、 提供された資料の内容によると・・
Optimus搭載 Thinkpad Tシリーズ”
このように、現行品の単体GPUモデルやスイッチャブル・グラフィックスモデルとの比較時の バッテリー持続時間は+33%、内蔵GPU搭載モデルと比較した時の3D性能においては +70%の性能アップが確認されたとの事で、 環境によってもその数値は異なるとは思いますが、 確実に効果があるのは間違いありません。
また動作は完全に自動ですが、アプリケーションの種類による、 外部GPUのオンオフなどの動作設定などはユーザーが詳細に行えるようになっています。
Optimus搭載 Thinkpad Tシリーズ”
このページのトップへ
Optimusの雑感と Thinkpad Tシリーズの Optimus搭載GPUの価格について
実際に、Optimus搭載のT410sに触れてみた感想としては、 必要な時に必要なパフォーマンスが提供される為、 動作は非常に快適です。
しかもこちらが意識する事なく自動で切替が行われる為、 以前のような面倒な設定変更等は一切必要ありません。
ちなみに今回NVIDIA Optimusテクノロジー、全てのTシリーズに導入されているのかという事ですが、 カスタマイズ時にOptimus対応のNVIDIAグラフィックスを選択する事で、 全てのTシリーズでOptimusテクノロジーを利用する事ができるようになります。
Optimus対応のNVIDIAグラフィックスは、大体¥5,000〜10,000と安価ですので、 特に高価なオプションをつけなくとも、上記に記載したような素晴らしい機能をマシン上で体験する事ができます。
携帯する訳ではないからバッテリー持続時間は気にしない、という場合でもあっても、 電力の節約はバッテリーの寿命の延長にも繋がります。
というわけで、今後Thikpad Tシリーズの購入を検討されているというのであれば、 Optimus対応の構成が非常にお勧めです。
※今の所、従来のTシリーズユーザーにはOptimusの機能の提供予定はないとの事です。
【Thinkpad Edge11”のレビュー記事】
Optimus搭載の Thinkpad Tシリーズ(T410,T510,T410s)の概要まとめ (現在見ている記事)
サイト上の情報利用により生じた損害等には一切責任を持ちません
2010.11.08 Monday | Lenovo 【製品レビュー&記事】 | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
▲PAGETOP
同カテゴリーの記事 最新5件
Comment:
Add a comment:











※コメントは管理者が承認後表示されます。
Trackback:
http://shop.denkaseihin.com/trackback/731
※記事と関連性が低い等、管理人が不適当と判断したものについては削除させて頂きます。
新着記事
CATEGORY
まめ知識
COMMENT
  • 巨大なサイズのファイルも一瞬で削除出来るコマンド del
    denkaseihin (04/15)
  • 巨大なサイズのファイルも一瞬で削除出来るコマンド del
    原田 (04/14)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    denkaseihin (09/18)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    ヨーイチ (09/18)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    denkaseihin (09/14)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    MN (09/13)
  • Firefoxでcookieが保存されないという現象が発生したら
    denkaseihin (10/28)
  • Firefoxでcookieが保存されないという現象が発生したら
    KEKE (10/27)
SMTWTFS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
RSS
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINK

Copyright © 2005 - denkaseihin. All Rights Reserved.