12.5型の薄型モバイル ThinkPad Edge E220sをレビュー

ThinkPad Edge E220s
ThinkPad Edge E220sは、2011年5月末にレノボより発表されたモバイルノートPC。
Edgeシリーズでは初の12.5インチ液晶を搭載するマシンで、 とても薄い筐体を採用しているのが最も大きな特徴です。
薄いノートは他メーカーにもあると思いますが、 このモデルの魅力はなんといってもThinkPadブランドでありながら 非常に安価な価格とコンパクトな筐体を実現しているという部分で、 幾つか気になる点はあるものの内容は非常に魅力的。
というわけで、今回の記事ではそのE220sの特徴や魅力、 そして気になる点についても触れてみました。 

このページのトップへ

ThinkPad Edge E220s 薄くて小さい・・その内容は?

Edge E220sのインターフェースを確認してみます。
非常に薄いといわれるこのEdge E220sですが、薄さで言えばThinkPad X1の方が薄いですし、 一般的に市場に出回っている製品と比較し、飛びぬけて薄いかといえばそうではありません。
ただ、12.5型のレノボ製品・・例えばX220などと比較すると、やはりこのE220sはかなり薄く、 そういう意味でとても薄いと言われるのだと思います。
実際、初めて目にしたときには本当に薄くて小さいと思いました。
E220sトップパネル
ロゴ
トップパネル角に配置のThinkPadロゴ
あああ
トップパネルのカラーはモスブラックの非光沢。
従来からのThinkPadと同じ質感の素材です。
角に配置されたThinkPadのロゴはマシン起動時、「i」の上部が赤く光ります。 E220sにはマシンの状態を示すインジケーターランプが無いので、これは結構貴重です。
インジケーターランプは、最近のライトユーザーなどは気にしない方も多いのかもしれませんが、 なくすべきではないと思います。
このページのトップへ
左
E220sの左側面
右
E220sの右側面
左側面には電源コネクターにメディアカード・リーダー(4in1)、LANポートにVGAポート、Powered USB、 ヘッドフォン出力/マイク入力のコンボを搭載。
そして右側面には、USB2.0ポート、eSATAとUSB2.0のコンボポート、HDMI、排気口、 セキュリティロックケーブル用スロットを搭載。
USB3.0などはないですが、特に不足はない十分な内容です。
このページのトップへ
前
前面にはなにもなし
後ろ
背面
このページのトップへ
背面の蓋
背面側を良く見ると・・
SIMスロット
前面側には何も配置されておらず、
背面中央部にはSIMスロットが搭載されています。(使用しません)
このページのトップへ
E220s
ディスプレイには、12.5型HD(1,366×768ドット/インフィニティガラス)の液晶を搭載。
ロゴ
液晶ベゼル上のロゴ
液晶は12.5型HD(1,366×768ドット)、インフィニティガラスを採用しています。
このページのトップへ
webカメラ
キーボードライト
液晶上部のキーボードライト
液晶上側にはHD 720p対応のウェブカメラや、キーボードライト、マイクを内蔵。
E220sに搭載のキーボードライトは、これまでのThinkPadで採用のThinkLightとは異なります。 ディスプレイの構造が違うので、他のThinkPadに使われているようなThinkLightは搭載できないのだと思います。
このページのトップへ
キーボード
キーボード
キーボード全体。
Edgeシリーズ特有のキーボードです。
特徴を簡単に述べると
・6段配列
・ファンクションキーを押すと輝度の調整や音量等のメディア機能が動作する
・カーソルキーの側にPgDnやPgUpキーを配置
・PrtScキーを手前に、隣にはAltを配置
・手前のスペースキーには、キーボードライトの機能を割当て
上にも記載のとおり、ファンクションキーは単独押しではメディア機能が動作します。 本来のファンクションキーの機能(全角半角切り替えなど)は、Fnとの組み合わせで使う事ができます。
このページのトップへ
なお、Fnなしで本来のファンクションキーの機能を使用したい場合には、 以下のようにBIOSから簡単に設定変更する事が可能です。
E220sのBIOS
BIOSのConfig設定
マシン起動 → F2でBIOS画面呼び出し → Configまでカーソル移動。
Configのキーボードマウス設定よりF1〜F12の機能切り替えが行なえます。
(一番下のChange to ”F1-F12 keys”をlegacyに変更でOK)
FnやCtrlキーの入れ替えをしたい場合などもここで行なえます。
このページのトップへ
指紋センサー
指紋センサー
クリックパッド
右のパームレスト上には指紋センサー、 そして中央にクリックパッドを搭載。
クリックパッド(一体型のタッチパッド)はX1X121eなどにも搭載されていますが、 このE220sのクリックパッドはそれらのものとは異なり、とても使い難いです。
ただ、トラックポイントがあるのでそれ程重視する部分ではないと思います。
このページのトップへ
マシン内部
欠点とまではいきませんが、E220sは余りメンテナンス性に優れていません。
底面には開く事の出来るようなパネルがなく、
メモリなどにアクセスするにはキーボードを外す必要があります。
ただ、HDDベイには側面から簡単にアクセスできますし、
キーボードの取り外しも簡単にできます。 メンテナンス性云々は他のThinkPadに比べると・・という意味で述べています。
このページのトップへ

ThinkPad Edge E220s 構成とその性能は・・

掲載のE220sの構成詳細です。
CPU情報
CPUの情報
キャッシュ
キャッシュ
このページのトップへ
メインボード
マザーボードの情報
メモリ
メモリ
このページのトップへ
グラフィックス
グラフィックス

【ThinkPad Edge E220s の構成】

OS:  Windows 7 Professional SP1 32bit
CPU:  Core i7-2617M(1.5GHz、TB時2.6GHz)
チップセット:  HM65
メモリ:  4GB
HD:  320GB HDD(7200rpm)
グラフィックス:  HDグラフィックス3000
無線機能:  Centrino Advanced-N + WiMAX 6250、Bluetooth 3.0
バッテリー:  内蔵8セル(駆動時間:約6.2時間)
サイズ:  313×213.5×20.9〜21.9(W×D×H/mm)
本体質量:  約1.58kg

E220sの構成は上記の通り。
Core i7-2617Mを搭載する上位モデルです。
なお、今回のモデルには32bitOSを載せているのですが、
4GBメモリを搭載しているので、本当なら64bitの方が望ましいです。
上記構成のモデルは、E220sで提供されている中では上位のパーツばかり搭載されているので、 価格は¥111,510(税込/キャンペーン価格/9月18日時点)とやや高め。
といっても最大構成ではなく、ストレージには128GB SSDを選択する事もできるなど、 カスタマイズの上限にはまだいくらか余裕があります。
ちなみにCore i5-2467M(1.6GHz、TB時2.3GHz)搭載の最小構成モデルでは、 ¥58,800(税込)とかなり安価。 携帯用でメイン使いでないのなら最小構成でも不足はないと思います。
E220sはCore i7でもCore i5でも低電圧のものを使用しているので、標準電圧のCPUよりもパフォーマンスは多少落ちますが、 決して性能は悪くはありません。
このページのトップへ



上記E220sの性能はというと・・
エクスペリエンスインデックス
エクスペリエンス インデックスのスコア
E220sの基本スコアは4.7。
内蔵グラフィックスを利用していますので、ここのスコアはそれ程高くはありませんが悪いという事もなく・・
上でも述べたとおり、搭載のプロセッサは一応Core i7ではありますが、 1.5GHzの低電圧タイプのプロセッサとなります。
標準電圧のものに比べるとパフォーマンスはやや落ちる為、 パフォーマンスの高めなCore i5と性能はそれ程変わらないといっても違いはないと思います。
とは言え、実際のパフォーマンスにおいてはゲーム等も簡単なものであれば普通に動かせるくらいのパワーはありますので、 使っていてストレスを感じるような場面はさほどないでしょう。
このページのトップへ

ちなみに今回のモデルは、 プロセッサやメモリなどは上位の構成を載せてしまっている為、もうこれ以上の性能向上は望めないのですが、 もう少しパフォーマンスをあげたいという場合にはSSDの選択肢があります。
SSDは容量の割りに高価ではありますが、
SSDを搭載するとパフォーマンスは目に見えて向上します。
予算に余裕があり、メインでもしっかり使えるくらいのパフォーマンスを求めるのであれば、 検討の価値はあると思います。

なお上にも記載しましたが、Core i5のプロセッサ搭載のE220sにおいては、
最小構成だと¥58,800(税込)とかなり安価です。
パフォーマンスは低くはないにせよ、 低電圧のプロセッサですのであまり処理性能を必要とする作業には向きません。
ですが、日常的な作業(ネットやちょっとした文書作成など)においては十分な性能を持ち合わせています。
携帯用のサブノートとして使うのであれば、最小構成のモデルでも十分のその役割を果たす事ができると思います。 (出来ればメモリは4GBにアップしたいところです)


このページのトップへ

ThinkPad Edge E220s まとめ

このE220sの大きな特徴は、なんといっても持ち運びのしやすい薄い筐体。
レノボ製品のノートで最薄というわけではないですが、 非常に薄く、かつ12.5型のコンパクトな筐体はカバンにもおさまりやすく携帯性に優れます。
性能に関しても、低電圧のプロセッサを使用しているとはいえ、 日常的な作業に使う分には最小構成でも十分だと思われるパフォーマンスで、 性能が必要な場合には上位のプロセッサやSSDなどのオプションも用意されています。
気になる部分としては、筐体はコンパクトではありますが重量は約1.58kgとさほど軽くは無い事、 メンテナンス性がそれ程よくは無い事、また筐体がやや熱を持ちやすい事などもやや気になります。
といっても、重さ以外は使用していて気になるレベルのものではありませんので、 重量に妥協できるのであれば、特に気にするものでもないと思います。
何といっても安価ですし、あからさまに安かろう悪かろうの製品ではありませんので、 コンパクトでそれなりの性能を持ちながらも、安価なマシンをお探しという方にはかなりお勧めの製品だといえるでしょう。
サイト上の情報利用により生じた損害等には一切責任を持ちません
2011.09.18 Sunday | Lenovo 【製品レビュー&記事】 | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
▲PAGETOP
同カテゴリーの記事 最新5件
Comment:
Add a comment:











※コメントは管理者が承認後表示されます。
Trackback:
http://shop.denkaseihin.com/trackback/792
※記事と関連性が低い等、管理人が不適当と判断したものについては削除させて頂きます。
新着記事
CATEGORY
まめ知識
COMMENT
  • 巨大なサイズのファイルも一瞬で削除出来るコマンド del
    denkaseihin (04/15)
  • 巨大なサイズのファイルも一瞬で削除出来るコマンド del
    原田 (04/14)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    denkaseihin (09/18)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    ヨーイチ (09/18)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    denkaseihin (09/14)
  • HPの h8-1080jpレビュー 内蔵GPU〜GTX580まで可のSandy Bridge搭載マシン
    MN (09/13)
  • Firefoxでcookieが保存されないという現象が発生したら
    denkaseihin (10/28)
  • Firefoxでcookieが保存されないという現象が発生したら
    KEKE (10/27)
SMTWTFS
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
RSS
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINK

Copyright © 2005 - denkaseihin. All Rights Reserved.